ぶどうの脱粒する理由には糖度と熟度の関係があった

ぶどうを買ったら粒が取れて落ちた・・・つまり、脱粒した経験はありませんか?

この、ぶどうが脱粒する理由には糖度と熟度の関係があります。

ぶどうの鮮度

 

脱粒するほど甘い!

ぶどうは熟してくると糖度があがり、脱粒してしまう性質があります。

贈答など見栄えの点からすると見た目は良くありませんが、その分糖度は最高まで上がっている証です。

ですから、もし脱粒しやすいぶどうを購入したら、ハズレを購入したと思わずに当たりを購入したと思いましょう。

しかし、見た目が新鮮そうでない場合は完全にはずれですので残念でした・・・。

 

果物は完熟して落下する

ぶどうの粒が落ちるだけではイマイチ想像つきにくいかもしれませんが、果物は熟してくると自然と落下します。

例えば、柿など熟して道端にべっとりと落ちている光景、都会の人でなければそこそこ目にすると思います。

これは柿が熟して落下したことはわかると思います。

では、なぜ熟すと落下するのか?

それは自然の摂理を考えれば答えが出ます。

柿が熟して誰もとらなければ、自然と落下します。

その後、柿の種がそのまま地面に残ります。

場合によってはカラスが食べて、どこか糞として落とされます。

この種がのちのち木として成長するための種子となるわけです。

確かに自然からしっかり根付くにはなかなか難しいことですが、このように果物など木になるものは熟すことで落下し、自分の遺伝子を後世に残す自然な流れを作っています。

話が大きくなりましたが、巨峰の粒が熟してくることで落ちやすくなるということがイメージできたのではないでしょうか?